バリウム虫垂炎の疫学をしらべたLetterがアクセプトされました
A Short Report on Single-Center Survey in Diagnosing of Barium Acute Appendicitis
ICU搬送ないし死亡症例における診断エラーの頻度は!?
JAMA Intern Med. 2024 Jan 8:e237347
JAMA. 2003;289(21):2849-2856.
Diagnostic errors in the intensive care unit: a systematic review of autopsy studies
Diagnostic Errors in Hospitalized Adults Who Died or Were Transferred to Intensive Care
JAMA Intern Med. 2024 Jan 8:e237347
老年病専門医は取得する?しない?
The Paradoxical Decline of Geriatric Medicine as a Profession
JAMA. 2023 Aug 22;330(8):693-694
【骨折後のBP製剤投与は1年以内の非癒合リスクと関連していない(J Bone Joint Surg Am. 2023;105(7):549-555.)】
稀?なミオクローヌスの鑑別:transient myoclonic state in the elderly
これまで認識できていなかったかも...
最初に1992年、
“benign transient shuddering-like involuntary movement”
“isolated transient myoclonus”
・不規則で反復的な数秒のミオクローヌス
・アステリキシスを伴うことがある(必須ではない,1/3〜1/
・血糖,電解質,NH3は基本的に正常
① Clinical characteristics and etiology of transient myoclonic state in the elderly
ミオクローヌスをふくむ病名で診断された5089人中のうち26
男性16人,女性10人
年齢は56歳から96歳(79.7±9.9歳)
26例のうち2例が発症数日前にリスペリドンとレボフロキサシン
制御不可能な不随意運動で立ったり話したりすることが困難なため
四肢にでたのは7/26
アステリキシスを伴ったのは8/26
24/26がADL自立している人で発症している
電解質,ブドウ糖,NH3は基本的に正常
脳波は正常
ジアゼパム 2.5-5mgのIVで改善するケースあり
クロナゼパム 0.25-0.5mgの経口投与で10/22で1時間以内に消失
1日で2-3回クロナゼパム 0.25-0.5mgを投与すれば消失する
病態生理には、
数日間で改善する一過性の病態
■鑑別診断
代謝性脳症様やてんかんのようにみえるが、
とくに臨床像が類似しているのは良性成人型家族性ミオクローヌス
② Isolated transient myoclonus in the elderly: an under-recognized condition?
・平均年齢75歳(54-89)の6人の男性と5人の女性
・家族歴がある人はいなかった
・同じ患者でもアステリキシスが出たり消えたりすることがある
1. アスタリスクを伴う/伴わないtransient myoclonic state in the elderlyは、上肢、肩、または頭/首でみられやすい
2. ケースによってはミオクローヌスは行動や姿勢によって増強されま
4. 発症前の感染症の病歴が時々記録された。
5. 意識の変化、発作、またはその他の臨床的徴候の徴候がない;
6. ベンゾジアゼピン (ジアゼパムまたはクロナゼパム) が有効な場合もありますが、数日以内に自然に解消する
稀?なミオクローヌスの鑑別:transient myoclonic state in the elderly
これまで認識できていなかったかも...
最初に1992年、
“benign transient shuddering-like involuntary movement”
“isolated transient myoclonus”
・不規則で反復的な数秒のミオクローヌス
・アステリキシスを伴うことがある(必須ではない,1/3〜1/
・血糖,電解質,NH3は基本的に正常
① Clinical characteristics and etiology of transient myoclonic state in the elderly
ミオクローヌスをふくむ病名で診断された5089人中のうち26
男性16人,女性10人
年齢は56歳から96歳(79.7±9.9歳)
26例のうち2例が発症数日前にリスペリドンとレボフロキサシン
制御不可能な不随意運動で立ったり話したりすることが困難なため
四肢にでたのは7/26
アステリキシスを伴ったのは8/26
24/26がADL自立している人で発症している
電解質,ブドウ糖,NH3は基本的に正常
脳波は正常
ジアゼパム 2.5-5mgのIVで改善するケースあり
クロナゼパム 0.25-0.5mgの経口投与で10/22で1時間以内に消失
1日で2-3回クロナゼパム 0.25-0.5mgを投与すれば消失する
病態生理には、
数日間で改善する一過性の病態
■鑑別診断
代謝性脳症様やてんかんのようにみえるが、
とくに臨床像が類似しているのは良性成人型家族性ミオクローヌス
② Isolated transient myoclonus in the elderly: an under-recognized condition?
・平均年齢75歳(54-89)の6人の男性と5人の女性
・家族歴がある人はいなかった
・同じ患者でもアステリキシスが出たり消えたりすることがある
1. アスタリスクを伴う/伴わないtransient myoclonic state in the elderlyは、上肢、肩、または頭/首でみられやすい
2. ケースによってはミオクローヌスは行動や姿勢によって増強されま
4. 発症前の感染症の病歴が時々記録された。
5. 意識の変化、発作、またはその他の臨床的徴候の徴候がない;
6. ベンゾジアゼピン (ジアゼパムまたはクロナゼパム) が有効な場合もありますが、数日以内に自然に解消する