ある病院総合診療医の備忘録+α

関東在住の総合診療医・老年病専門医です。日々の学びの書き留め用に。 Twitterもはじめました。 @GHhrdtk

【JC】振動刺激トレーニングでフレイル患者の機能改善

全身振動刺激トレーニング(Whole-Body Vibration Training):全身振動刺激装置によって微細な振動を与える機械上で自重負荷を用いた運動をおこなう

というものを初めて知りました

フレイル患者の機能改善に有用という報告

Effects of Whole-Body Vibration Training on the Physical Function of the Frail Elderly: An Open, Randomized Controlled Trial. Arch Phys Med Rehabil. 2020 Jul;101(7):1111-1119.
目的:
デザイン:無作為化比較試験
設定:介護施設
参加者:117人,年齢は82.5±7.9
介入:
コントロール,シュミレーションWBV(SIM),WBVに割付
後者2つは16w,週2回の運動セッションをした
アウトカム:TUG,並行歩行,10mTW,Barthel Indexを介入前,8w,16w,介入終了後の3m,6m,12mで評価
結果:SIM群,WBV群ともに9割近くのコンプライアンスがあり副作用はなかった。WBV群はSIM群とコントロールと比較して全ての項目で有意に改善していた。介入効果は並行歩行は介入後12m,10mTWは介入後6mまであった。
結論:16wの低レベルのWBVはフレイルの患者が身体機能改善するために容易にアクセスできる適切な負荷である