Evaluation of the usefulness of costovertebral angle tenderness in patients with suspected ureteral stone
https://doi.org/10.1002/jgf2.581
https://doi.org/10.1002/jgf2.581
Pubmed収載はこれからですがJGFMのPreliminaryにアクセプトいただいた尿管結石疑い症例のCVAtdsの有用性に関しての論文が掲載になりました
単施設後ろ向き研究、場所は救急外来になります
結果はLR+1.3と...まぁうん。。。という結果でした
先行文献でも実臨床の感覚通り、いろいろな疾患で偽陽性になりますし、そこまで感度も特異度も尤度比も高くないよね、というのも予想通りでした。
超音波やSTONEやCHOKAIとの組み合わせとかもやってみたかったんですが、設定や自分の実力的にそこまでまだできないのもあり断念しました。
ということで、尿管結石疑いの症例においてCVAtdsは単一では除外にも診断にも使えない、となりますが、身体所見の解釈はその臨床状況や他の症状や所見との組み合わせになるとはおもうので僕自身は尿管結石疑い症例でも腹痛でも腰痛でも取り続けることになるかなと思っています
樋口先生,PFに学会発表に執筆にとお疲れさまでした
御指導いただいた弘重先生ありがとうございました!!
そしてJGFMの神査読には感謝してもしきれないです。
教育的な査読とはこういうものである、と、見せつけられた気がしました。
勇気を持って投稿してよかったというのと、自分自身まだまだ精進せねばと実感した経験でした。