ある病院総合診療医の備忘録

関東在住の総合診療医・老年病専門医です。日々の学びの書き留め用に。 Twitterもはじめました。 @GHhrdtk

執筆

バリウム虫垂炎の疫学をしらべたLetterがアクセプトされました

A Short Report on Single-Center Survey in Diagnosing of Barium Acute Appendicitis https://www.jstage.jst.go.jp/article/jea/advpub/0/advpub_JE20230334/_article/-char/en https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/38281746/ バリウム虫垂炎の疫学調査、J E…

【PLOS One 掲載】虫垂炎の診断遅延に関する後ろ向き観察研究

https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0276454(総合診療医+救急医=)Generalistは虫垂炎を見逃しにくい、という単施設後ろ向き研究 PLOS Oneに掲載いただきました!!7年間のデーター集めて、先行文献に基づいて多変量解析しても…

【Case サルコペニアによる急性尿閉の症例】

【Case サルコペニアによる急性尿閉の症例】 Two Cases of Acute Urinary Retention Associated With Acute Sarcopenia in Older Women https://doi.org/10.7759/cureus.29451 和足先生に教えていただいて前々から興味があったCureusに投稿し、症例報告のア…

【JGFM掲載】尿管結石疑いの症例におけるCVA叩打痛の有用性

Evaluation of the usefulness of costovertebral angle tenderness in patients with suspected ureteral stonehttps://doi.org/10.1002/jgf2.581 Pubmed収載はこれからですがJGFMのPreliminaryにアクセプトいただいた尿管結石疑い症例のCVAtdsの有用性に関…

【Clinical Picture】舌咬傷のイメージがClinical Case Reportに掲載されました

【Clinical Image掲載】 Lateral tongue bite in patient with transient loss of consciousness https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/ccr3.5264一過性意識消失でみられる舌側面の咬傷は頻度は少ないですがてんかんに特異的で診断的価値が大きい所…

Medicina 2021年11月号で執筆の機会をいただきました

Medicina 2021年11月号 外来で役立つAha!クエスチョンでConvulsive syncope(失神性痙攣)をメインに病歴聴取に関して執筆させていただきました!!https://www.igaku-shoin.co.jp/journal/detail/39317https://www.amazon.co.jp/dp/B09JBKMR1B/ 病歴聴取の精度…

【Review アクセプト】CDSSに関するScoping review

【友情・努力・勝利】Plus Ultra ということで成功の確約なくTrialをしたScoping reviewなんとかIJERPHという雑誌にアクセプトをいただきました。共著の皆様には本当にありがとうございました!!Scoping reviewはメリットも色々有るんですが、やってみてわか…

執筆報告:総合診療の「High yieldな症候学」

楽しみにしていた総合診療の「High yieldな症候学」ようやく読破しました!!https://www.amazon.co.jp/dp/B095GS5G12/知らないものももちろん、名前は知っているけど詳しくはしらない(+そしてそこが知りたかった)、という項目があり学びになりました自分は「H…

JGFMのLetterにアクセプトをいただきました

スタッフの渡邊先生が「医療機関負担軽減もふくめ2020/21シーズンにFluワクチン接種が呼びかけられていたが,接種率は変化するか?」を検証した単施設アンケート研究をJGFMのLetterに提出させていただいたところ無事アクセプトをいただきました!!対応もはやく…

【執筆】「診断エラー学のすすめ」が発刊しました

「診断エラー学のすすめ」が本日発刊になりました!!「診断エラー」は外来で5%,院内有害事象の6-17%,院内死亡の10%とすごく身近ははずなのに軽視されがちな領域です。しかし,患者安全の領域では最大のTOPICであり,頻度は前述の通りコモンです。診断エラーの存…

「救急診療の好手・悪手」で「NOMIやSMA閉塞」を執筆させていただきました

楽しみにしていたMedicinaの救急診療の好手・悪手ようやく読破しました!!自分の好きな本の1つの「ERエラーブック」とにたようなイメージで,様々なトピックでコンパクトにpitfallとおすすめの一手がまとまっていて読みやすかったです。 https://www.amazon.co…

「症候診断ドリル」で「黄疸」を執筆させていただきました

楽しみにしていた本「症候診断ドリル」こちらもようやく読破しました!!読みやすい+基本がしっかり抑えられているのと,ところどころ深掘りされているので勉強がある程度おわったなと思っていた症候の復習にもなりました(勘違いしていただけという説も)https:/…

PET-CTの集積がきっかけで診断できたPANのケースをMedicine(Baltimore)に掲載

局所症状に乏しいSingle organ vasculitisできたPANをPET-CTの集積をきっかけに診断できたというケースレポートをMedicine(Baltimore)に掲載いただきました18F-Fluorodeoxyglucose positron emission tomography computed tomography detection of single or…

キノロンからのVA解離のケースレポートをInternal medicineに掲載していただきました

キノロン→血管障害→大動脈解離や大動脈瘤のリスクが上昇するのであればキノロン→椎骨動脈解離も生じるのでは?という視点でのキノロン投与数日後に発症したVA解離のケースレポートをInternal medicineにアクセプトしていただきましたhttps://pubmed.ncbi.nlm…

【執筆】しくじり症例から学ぶ! Difficult Patient対応技法で1例執筆させていただきました

しくじり症例から学ぶ! Difficult Patient対応技法ようやく読破しました https://www.amazon.co.jp/dp/4784973826/ あーあるある、という症例から、突き抜けたような衝撃的な症例まで...読み応え最高でした医師の思考過程がわかりやすく具体的に書いてあり頭…

「薬剤性転倒のリスク評価,予防,対策」を執筆させていただきました

ペインクリニックという雑誌で11月号に総合診療医としての立場で「薬剤性転倒のリスク評価,予防,対策」を執筆させていただく機会をいただきました(ペインクリニック 41:1459-1469.2020)「転倒」だけですごい情報量になるので,どうまとめるか,どういうメッセ…

【Case report】 COVID Blindness: Delayed Diagnosis of Aseptic Meningitis in the COVID-19 Era

EJCRIMにアクセプトいただいたCOVID-19 vs 無菌性髄膜炎の症例,Publishされました!! 御指導いただいた和足先生,宮上先生,綿貫先生,志水先生,弘重先生ありがとうございました!!https://www.ejcrim.com/index.php/EJCRIM/article/view/1940 ケースはシンプルと…

IJERPH:Perspective掲載

IJERPH:Perspective掲載昨年の8月に行わせていただいたTGIM 81th AI vs HumanのケースカンファレンスをIJERPHに投稿させていただき、本日Publlishいただきましたhttps://www.mdpi.com/1660-4601/17/17/6110Isabelとの対決を御快諾いただいた志水先生,御指導…

月刊薬事で執筆させていただきました

以前からプレガバリンを飲んでいる人がめまいを発症して受診。薬剤性はどの程度考えられるか?というような冒頭で 「薬物治療中の有害事象=薬剤の副作用」と判断する前に必ず考えておきたいこと をテーマに執筆させていただきました 獨協総診の原田侑典先生…

Clinical picture

風疹で20%程度にみられる咽頭所見 Forchheimer SpotsのClinical pictureをInternal medicineに掲載いただきました 御指導いただいた志水先生,弘重先生,執筆をしていただいた福田先生ありがとうございました!!https://www.jstage.jst.go.jp/article/internalm…

Postgrad Med J でケース掲載されました(共著)

5つの抗血小板薬ふくめ15剤の内服によるポリファーマシーが誘発したと考えられた特発性硬膜外血腫の症例,Postgraduate Medical Journalの「Adverse drug reactions」のところにアクセプトをいただきました くわえて、目標の1つとしていた「後輩の症例報告を…

2020年4月 J-COSMO JCとオススメ処方執筆させていただきました!!

https://www.amazon.co.jp/dp/449893007X 今回のJ-COSMOも熱いです オススメ処方は転倒関連とvsポリファの2つをテーマに執筆させていただきました!! JCは腹痛 vs CTをテーマに,本にはあまりのっていないですが臨床研究の現実的なデーターふくめ細かく詳しく…

【宣伝】名郷先生より書評をいただきました

じほう様より出版させていただいる「総合診療医がケースで教える副作用を診るロジック」https://www.amazon.co.jp/dp/4840751862/ 名郷直樹先生からの書評を賜り,月刊薬事で掲載となりました!! 書評ありがとうございます!!

J-COSMO 12月号発刊

(ちょっと前ですが)J-COSMO 12月号発刊されました今回のJCは腰痛の治療に関してですカロナール効かないとか筋弛緩効かないとかNSAIDsは効果ちょっぴりだよね、みたいなあたり前といえば当たり前なのですがその辺に関して記載させていただきました毎号も色々…

J-COSMO 10月号

J-COSMO 10月号 届きようやく読了しました多彩な執筆陣なので,読むと必ずなにかしら勉強になるのが最高です 少年ジャンプを読んで鬼滅が最高だったという回もあればワンピおもれーという回もある...つまりそんな感じです 自分は専攻医の先生とともに「めまい…

日経メディカル連載「診断エラー学のすすめ:各論1回目」

日経メディカルで連載させていただいている「診断エラー学のすすめ」いよいよ各論編に移行しました 疾患の勉強にもエラーをどう防ぐか、両方の学びになると思いますので是非みなさまみていただければと思います!! https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/p…

J-COSMO 8月号 読了

鬼滅の刃が本誌でも神回のアニメ19話でも爆進していて最高な中,医学雑誌の少年ジャンプ J-COSMO8月号をようやく読了しました ハザマを考える,医学教育のmini-chalk talkとconcept map,Rhematlogyの帯状疱疹,神経内科の上肢の痺れ...他にも色々読み応えのある…

2019年8月の臨床雑誌「内科」

2019年8月の臨床雑誌「内科」で東京GIMで出した症例をCPS形式で掲載させていただきました 毎月,臨床的に熱い内容をテーマに南江堂からだされている臨床雑誌「内科」,8月号より全国様々なGIMカンファレンスによる連載が始まりました。というのも京都GIMの知名…

総合診療 2019年07月号 に執筆する機会をいただきました

今でも膠原病の診断は正直いって苦手です とはいえおそらく前よりは多少前進したのか...除外診断であることの意味や「診断基準」ではなく「分類基準」であることの意味などの意味が少しづつわかってきたような気がします今回,JR東京総合病院 リウマチ・膠原…

J-COSMO6月号!!

毎週月曜日はジャンプが熱いわけですが偶数月といえばJ-COSMO!!https://www.amazon.co.jp/dp/4498930029/ジャンプにバトル系,スポーツ系,ギャグ系があるようにJ-COSMOも様々なジャンルがあり,それぞれが面白い内容になっています。 今回のも楽しく読ませてい…